今日、横浜線に乗っていたときの話しです。

 

飲んで酔っ払っていたのか(昼間でしたが・・・)本当に体調が悪かったのか、電車内で急におう吐した人がいました。年齢は60歳前後とみられる男性。急なことに驚きましたが、私の隣に座っていた女性(年齢は60歳過ぎですか)が立ち上がり、持っていたハンドタオルを差し出しました。男性はそのタオルを使っておう吐したものを片付け、女性にお礼を言って降りて行きました。自分は驚いて身動きがとれずにいただけでした。

 

何も見返りなしに人に対して優しくできる人に久しぶりに出会った気がしました。そして自分をとても恥ずかしく思いました。困っている人がいると思うよりも先に怖いという気持ちと汚いという気持ちになってしまっていました。本当に恥ずかしい。今の人は他人に対して無関心とは良く言われますが、自分自身もそうであったと反省しました。

 

言い訳になるかもしれませんが、確かに知らない人が町などでうずくまっていたり座り込んでいたりしても怖いという気持ちはあります。どんな人がどんな理由でそこでそうしているか分からないわけですし、余計なお世話かもしれない。秋葉原での事件のように、昨今の通り魔事件でも何の理由もなしに他人に傷付けられることがありますから。ただ、その怖さがないとしても、その女性のように自分ができるかは疑問です。

 

人間関係が希薄になる中で、このような人がいることは社会にとって大きな財産というか、見習わなければならないことだと思いました。自分もそうですが、人は何かをしたらその分自分にも何かをしてもらおうと思いがちになります。それも優しさではあると思いますが、この女性のような「見返りを求めない優しさ」を少しでも持ちたいと思いました。これは司法書士という資格者としてではなく“人として”かくありたいですね。

 

皆さんはこのような状況でどのように行動しますか?

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